温泉で体を温めて、深部体温を上げることは、免疫力アップにつながることがわかっています。
温泉で体を温めると、血液中のリンパ球に含まれる免疫細胞のひとつNK細胞〔N=ナチュラル・生まれつき、K=キラー・外敵を殺傷する能力を備えている〕が活性化します。
たとえば41℃の温泉で15分入浴すると深部体温が1.4℃上昇し、NK細胞も活性化することが実験で確認されています。
NK細胞は体内でがん細胞やウイルス感染した細胞など異常細胞を発見すると、攻撃を仕掛け撃退します。
このことから日頃の温浴習慣でNK細胞の活性が高いとウイルスが侵入しても風邪をひきにくくなると考えられるわけです。
温泉は水道水よりもミネラル成分が多く含まれるため、体が温まりやすく冷えにくくなります。
寒い日が続いていますので、体を温めに来てみてはいかがでしょうか。