東洋医学(中医学)では、肌は肺や大腸と同じ分類で、体の老廃物を体外に排出する役割を担っています。
肌は常に外界にさらされており、紫外線やチリやホコリ、菌など、外からの刺激を常時、受けています。
そのため、肌表面は「ターンオーバー」と呼ばれる肌細胞の入れ替えを頻繁に行っていて、体内に深刻なダメージを与えることを防ぐ役割をしています。
(https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/roughskin/turnover.htmlより引用)
また肺は、体内の二酸化炭素を排出し、全身に血液が回ることを助けていますし、大腸は便で体内の老廃物を排出しています。
そのため、肌と肺と大腸は密接に関係しているのです。
で、肌荒れをしやすい人の特徴として、『お腹が固い』というのがあります。
これは大腸が膨張してしまったり、腹膜と癒着を起こしてしまったりすると、お腹が固くなるという現象が起こります。
試しに、ご自身のお腹を触ってみてください。
息を吐きながら、指を押し込んでみて、第一関節まで差し込めない場合、かなり腸の状態が良くない状態です。
あまりにお腹が固い状態は、肌荒れを誘発することになり、また疲れやすくなり、寝ても疲れが取れなくなってきますのでご注意を。