おがわ温泉花和楽の湯では、旧暦の3月3日にあたる4月3日まで、館内でひな飾りを見ることができます。


館内のひな飾りの中で、目を引くのが、御殿のあるひな飾り。


ご来館いただいた方に、「これって?」と聞かれることが多いことから、ご紹介させていただきます。


◆雛御殿(ひなごてん)


明治時代から静岡県で作り始めた雛御殿は駿府(すんぷ)塗りが有名であり、その需要に応じ、明治後期~昭和38年頃まで製造され、特に大正時代後期頃に全国で人気を博し戦後、地方では大型雛御殿が好まれたようです。


やがて、組立に時間が掛かる事や、住宅事情も重なり、人形中心の段飾りへと移行し、製造も中止、完全に姿を消したのが、第二次ベビーブームの頃(1970年頃)だと言われています。


京都製の御殿とは違い、派手好みで、蒔絵や金属・鯱鉾まで、あらゆる賑やかさを醸し出しています。


館内にも雛御殿(ひなごてん)の歴史に関するポップをご用意しましたので、ご来館して見ていただけると嬉しいです。


福島健二
福島健二

1980年8月21日生まれ(42歳) 獅子座 A型 11歳の娘と5歳の息子の父 好きなこと:息子とのおしゃべり サラリーマンから国際中医師の先生に33歳の時、弟子入り。2年半、単身赴任で八王子にて東洋医学(中医学)の理論、整体技術、薬膳、占術を学んだ後、群馬県高崎市に1人整体院を開業。 2021年に知り合いの方から花和楽の湯をご紹介され、泉質や空気感に感動し、花和楽の湯で温泉ライフを満喫中。

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